修正

仕事は順調です。
順調に仕事の出来ない感じでいってます(え)

複写式の納品書を毎日膨大に書くのですが・・・
訂正を修正テープでやってしまうのです。
ええと(汗)
商業科だった私からすると「ありえない」なのですが、
今の世の中は当たり前になっているのでしょうか。
恐らくはタブーであることは変わらないはずです。
ただ、そういうルールを知らない人が始めて、
「便利なものあるじゃん!」的に使うのかと。
で、それを指摘する人がいなければ、
その会社ではまかり通るのではないかと想像。

それじゃあ幾らでも改ざんできるけど?

そういう事ができないよう、
二重線を引き訂正印を押すという手順があるのです。
でもね、今はPCソフトで作成するところも多く、
訂正印を知らない方も多いです。
私はそこを指摘するなんて親切なことはしません。
何も知らないフリで言われた事だけ。

一年前に辞めたネットショップの会社で学んだのです。
仕事は出来ないほうが得をする。
もちろんその会社で上を目指すなら別ですが。
大卒で今までバイトさえしたことが無いという子がきました。
常識非常識のレベル以下で何も知らない。
それでも時給は同じです。
年数による差はあるけど・・・
【時給15円の差】なんて無いも同じ(嘲笑)
あの時悟りました。
クビにならない程度に仕事はできない人でいい。

先日までの和菓子屋はうっかり「できる人」にされましたが、
(あれは単に店長が楽をしたかっただけで真に私への評価ではない)
今度の短期は・・・
言われたことはきっちりやるけど、ちょっと遅いよねという感じかな。
まあ相手方の感想はわかりませんが。

そうそう。
修正で思い出したことが。
文字の消せるボールペンってあるじゃないですか。
あれはどういう意図なんだろうって思います。
作ったのは現代の方でしょうねえ。
ボールペンは消せないところに意義があるのに。

学校のレポートであのボールペンでは不可という話を聞きました。
話している子は「間違えたら困る」というような話をしていましたが・・・
ああ、今の子だなあと。
修正できるのが当たり前に思っているわけですよね。

履歴書に修正液を使う方がいるそうです。
まあ、学校のレポートと同じ話になりますが・・・
修正して提出しても良いものだと認識しているわけですね。
違いますよ。
間違えたら書き直す必要のあるものです。
だからこそ真剣に書く。
だからこそ間違えたときの落胆は大きく「次こそは」となるのです。

現代人はそういうチャレンジ精神的なことに弱い。
一度で正解にたどり着く道のみを求めます。
間違えることを経験しようとしないので精神的にモロイ。
失敗が怖くて怖くて、となる。
そりゃあね、失敗を嫌だなあとは思いますよ。
でも失敗することに怯える必要はないでしょ。