大塚国際美術館

元会社の後輩ちゃん達と大塚国際美術館へ行ってきました。

後輩ちゃんの1人が事情で関西を離れることになり、
心残りは無いか聞いたところ、大塚国際美術館を挙げまして。
丁度話していたところにいたもう1人の後輩ちゃんは、
美術が好きで大塚国際美術館にも何度も行っていると。
かくして3人で行く事に致しました。

高速バスで美術館前まで行くというので予約。
入場券もローソンで買うと少しだけ安くなります。
尚、ファミマでも入場券買えまして、高速バスに乗ると、
直前で寄るPAにファミマがあります。
※バス会社によってはPA違う場合あり

コロナの影響でとっても空いてました。
人気の絵も少し待てば誰もいない状態で写真が撮れます。
最初のシスティーナ礼拝堂(よく写真で出ている所)は、
少しウロウロしていれば一番前まで行けます。
残念ながら今はガイドはお休み中ですが、
ここは3分間の案内が30分毎に入ります。
これも前の方でしっかり聞けます。

最後の晩餐は真ん中に座って修復前後を見比べるのが余裕。
後輩ちゃん達は互いに面白写真を撮れるくらいにも余裕。
ひまわりやモナ・リザ等人気の絵も少し待てばよく見る事ができます。

絵画以外の施設についていは、
入口付近に手荷物用ロッカーがありまして余裕で空いてます。
手荷物はなるべく身軽にした方がベストです。
貴重品と飲み物くらいまで絞った方が。
今日は雨だったので傘を持っていましたが、これもロッカーへ。
上階のレストランも12:30頃行っても待たずに入れてます。
お料理の品切れもありませんでした。
下階のカフェはそれなりに混んでいましたが座れないほどではなく、
たぶん大塚国際美術館に行った事のある人には
衝撃的なほどの空き具合ではないかと思われます。


大塚国際美術館が出来たとき、
「偽物だらけの美術館が瀬戸内海の方に出来た」と、
おぼろげに思っていた覚えがあります。
(当時は関西に縁が無く瀬戸内海など更に遠い地だった)
入場料も高くて、しかも食品会社が作ったのって??とも。

ところが時が経つと人間変わるものでして。
経済や物の作られる経緯などにも興味を持ったからだと思いますが、
関西に来ていつしか「そのうち行ってみよう」とは思っていました。
何度か検討したんですが、行き先が変わったりでお流れ。
此度の後輩ちゃんの発言でようやく行くに至る事に。

入場料3千円ちょいですが、私は行く価値あると思います。
正直、美術に造詣は深くありません。というか浅いレベルw
はっきり言えば絵画に興味もありません。
そんな人でも「3千円以上の価値はあります。」と言います。

まずはその圧倒的な数。
あれほどの数の絵画を一度に見る機会はないです。
偽物だと言うのであれば、その偽物作製の技術がスゴイです。
そしてその偽物のおかげで触れます。

そして立体物にも目を惹かれます。
絵は絵だけで飾っていません。
額縁という装飾品があります。
これがスゴイ。
絵は陶板技術で作れるけど、額縁は複製ではないです。
いやもちろん同じように何個も作ったりはするでしょうが、
物によっては細かいレリーフの装飾などもあります。
これらも結構触ることができます。
立体物の別物ではモネの庭も。
モネの絵のイメージに寄せた庭があります。庭は本物。
今は蓮の花が盛りでかなり綺麗です。

文章で書くと大したこと無い内容になってしまいますが、
機会を作ったら一度は訪れてみても損は無いかと。


但し!

靴は歩きなれたもので!!

最短コースで4kmとなっております。

小部屋が幾つもあり行ったり来たりするともっと、となりますよ。
上り下りはエスカレーターなどあるので平面がほとんどですが、
とにもかくにもずっと歩きます。
あ、そうそう。
本当に嬉しいことにアチコチに椅子沢山あります。
座って鑑賞してみたら良さが更にわかったなんてのもあります。

でも、マジで相当歩きます。
そして最低限のコースは歩かないと詰まらないかもしれません。
最初の教会の複製だけでも十分すごいのですが、
やはり一周しないと3千円を勿体無いと思ってしまうかもしれません。
その4kmはほぼ一日を使います。
私達も約6時間いました。そのうち1時間は昼食です。
5時間歩き回るほどの内容です。

ご予定は計画的に、です。