HISのバスツアー

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フルーツ大国★岡山で8月は桃!9月はマスカット!収穫体験と食べ放題♪さらにお持ち帰りも!開運パワースポット巡りと倉敷美観地区散策
というバスツアーに元後輩ちゃん2人と行きました。
どうでもいいですが、私と遊んでくれるのは大概年下が多いですね。
(同世代は東京のいつも会う2人くらい)

日帰りバスツアーは会社やコースにもよるようですが、
このコースはGoToキャンペーン対象になるようで、
約1万円のコースが6500円という破格のお値段。

朝8時すぎに梅田に集合して出発。
体温をピッと測定してくれるあの体温計。見るたびに購入を検討してしまう。
乗車のたびに添乗員さんが消毒ハンドジェルをプッシュしてくれます。
「乗るときにしてね」だとやらない人もいる可能性がありますが、
添乗員さんがしてくれるなら必須になってこれは良いと思います。

今年はお盆休みが長い人が多いからか参加者は結構多かったと思います。
公式では48名乗りバスで最大33名までと記載があります。
数えてませんが本日は満席33名に近かったのではないかと。
あまり多いと蜜になる、でも、ある程度参加者がいないと動かせない、
難しい問題なのだろうなと思います。
コースの関係もあるのでしょうが、参加者は大人ばかりで、
お子さんや見るからにお年寄りという方はいませんでした。
20代の後輩ちゃん2人は一番若い方だったんじゃないかな。

出発してまず最初は昼食会場とのこと。
朝食のパンをバス内で食べるつもりが朝早かったので食欲が湧かず。
うっかり1時間くらいしてSAに寄ったら「う~んあと1時間くらいで食事か・・・」と、
アーモンドミルクだけ飲んでパンは一旦保冷バッグに仕舞いました。
こういうときは甘い飲み物を少し胃に入れるのが良いかと思っています。
尚、バス車内は飲食は問題ありませんが今は飲酒は不可だそうです。
(立ち寄り場所での飲酒はOK)
バス会社によるのかどうかはわかりません。

行きは加西SAにて休憩。
サービスエリアってとりあえず物色するよね!何も買わなくても!!
ってことを思ってたら、モロ関西人な若夫婦がノリツッコミでそれを言っていて、
内心クスっと笑っていたところを同様の内容を後輩ちゃんが・・・
皆考えることは同じだよね。
バスに乗り込む際は添乗員さんが再び皆にジェルをプッシュ。

11時すぎに食事会場へ到着。
「西の屋」であることはサイトに明記されていましたが、いくつもあるのね。
こういう、ドライブインです、ってお店がホント少なくなったので何か嬉しい。
着いたのは西の屋湯郷店でした。
こちらで早めの昼食と桃食べ放題とのこと。
消毒してビニール手袋をとって席に着きますが、
かなりソーシャルディスタンスを意識した席配置でした。
他にバスツアーが重なっていないのもあるでしょうが、
席同士が広くスペースを取られています。
というか・・・並ぶ料理数が多くて1人分の配膳に場所をとるってのも(笑)

お食事はね、正直言うなら・・・多すぎw
岡山は名物はまず、ばら寿司
少なめに盛り付けられてはいるけど具沢山すぎて多い。
さすがに半分残してしまいました。
それから緑色のそうめん。抹茶なのかはわかりません。
続いては卓上で作る豚しゃぶ。肉が結構ありました。
他に吸い物、ままかり、昆布の佃煮、黒豆の煮物といった小鉢。
あと、きびだんごが3個。
それだけじゃないんです。
桃食べ放題と銘打っておきながら、他のフルーツもあるのです!
イカ・メロン・巨峰・オレンジ・パイナップルだったかな。
桃が一番人気なのは当たり前ですがスイカ・メロン・巨峰も食べ放題。
他の人達はある程度でいなくなりましたが、我らは割りと時間めいっぱい食べてました。
サービス良すぎです。
尚、バスに乗る前にトイレに行った際貼ってあったチラシが気になりましたよ。
毎月色んなプレゼントがあったりするようですが、
2月は「ゆで卵プレゼント」だそうです。

バスに乗り込み少しだけ揺られて桃狩り会場へ。
入り口にゴルフ場とされているところを進んでいくので、
多少「???」となりましたが、確かにフルーツ狩りののぼりがはためいています。
到着したのは「吉井農園」さん。
岡山・赤磐のもも狩り、いちご狩り - 吉井農園
実は行く前に桃についても調査をしておいたのですが、
岡山の桃は「清水白桃」というのが最高らしいとのこと。
刈り取りは違う品種だと思うので買いたいなと思っていましたら、
なんと!
収穫持ち帰りは清水白桃だって言うじゃありませんか!
俄然真剣度が違いますよ。
清水白桃1個と夢白桃というのを1個だとのこと。
女性3人連れで1人はオバチャン(私だ)だからか、
モタモタしているからか、気づけばスタッフさんが2人も付きっ切り。
よもや言えまい。桃を選びすぎているからだとは(笑)
おかげで満足いくのをいただけました。
ただもうマジで時間ギリギリでトイレに行くのでせいいっぱいでした。
でも、庭みたいなところにステキなブランコがあって、
後輩ちゃんがダッシュで駆け寄り写真撮ってました。
残念なのはカフェに寄れなかった事。
特製ジャムとかカフェメニュー買いたかったです。
果物狩りってさ、そりゃ果物の味も重要だけど、
言うても農作物だからあたりはずれがあるのですよ。
なので重要視するのはスタッフさんとかカフェがあるとか、
「その他」の部分じゃないかなーと思っております。
ここはホント、スタッフさんが親切で(我らがどんくさいだけか?)
すげえ良かったのでそのうち母ちゃんと苺の時に来てみたいわ。

続いては招き猫美術館へ。
結構な山道を上っていくのですが、運転手さんがマジ上手い。
これ下手な運転手だと酔うと思うよ。
関東で言うなら、いろは坂並、ってやつかな。
途中で対向車が来て一旦止まったので加速が落ちまして、
あ~~これは運ちゃんも「あ~って思ってるだろうな」と勝手に想像したり。
途中でゲリラ豪雨があったりして、もうマジで運転手さん大変だったと思うわ。
雨になると桃狩りができないところだったんで客は良かったと思う反面、
フロントガラスにたたきつける雨の運転ほど辛いものはない。

招き猫美術館の中はかなり見ごたえがあり、絵付けなどもすると相当時間がかかる・・・
と思っていたら、館長さんが添乗員さんに、
「最低でも45分ないときついところですよ」と話されてました。
あとの行程のあるバスツアーなので難しいでしょうがそれは確かに感じるところ。
こちらでお土産に「福札」なるものも頂きました。

更に道を進めて吉備津神社へ。
桃太郎伝説で有名な神社ってのと回廊が見ものというのは知っている。
が・・・今回のツアーの中で言うと一番興味ない。
個人的に真夏に行くところではないと思っているので。

今回大人ばかりだからか参加者に恵まれたのか時間厳守が素晴らしい。
というわけで運ちゃんの運転技術も相まって16時ちょい前に倉敷美観地区へ到着。
ここから90分フリータイムです。
どうでもいいが一日中天候が不安定でたまにポツリポツリ。
ま、ガンガン照りではなくて良かったですが。
最初は団体で川沿いにある「おざきや」さんへ。
こちらで抹茶のドリンクサービス。
可愛いお団子とか鯛ちくわが名物ですが刺繍タオルハンカチも可愛かったです。
解散になり数件隣のビスキュイへ。
cafe BISCUIT(カフェビスキュイ)倉敷美観地区
岡山木村屋のプレミアム清水白桃クリームを買わねば!
後輩ちゃん2人も何やかや買ってました。

裏通りに移動して、目指す店がありつつアレコレ寄り道。
まずはmt専門店TANE。
- TANE - 倉敷美観地区 マスキングテープ”mt”とアイアン家具のお店
マスキングテープを買わなくてもとりあえず寄っとけ的な店ではないでしょうか。
(結局誰も買っていませんでした)

通りには昔に比べてデニムの店が増えたように思います。
ああだこうだと見ながらコロッケを買い食い。
店先に並べるヒマが無いのでしょうか。
ケースに並んでいませんが窓口で言ったら買えました。

さて目指すは「有鄰庵」というカフェ。
こちらの「しあわせプリン」が持ち帰れるか聞いてみると・・・
ちょっと先の「はれもけも」というお店でテイクアウトしているとの事。
まだ時間があるので目指します。
途中で林源十郎商店の中で倉敷意匠の紙カタログを購入。
そして無事に「はれもけも」さんに到着。
はれもけも
プリンを買おうと考えていた後輩ちゃんですが、
お店に入ったら別のものに心を動かされたようです。
私も1個だけ焼き菓子買いました。

そろそろ戻る方向にして散策。
途中で橘香堂に寄り桃翠を買うことは忘れませんよ。
https://kikkodo.com/?pid=15939820
美観地区入り口にある瀬戸内庵というお店が面白かったです。
牡蠣好きならアレコレ買ってしまうんじゃないかしら。

美観地区には大通りにバス専用駐車場が設けられています。
バスで来た場合大抵はここが集合場所になるのでしょう。
敷地内にトイレも完備。
観光地区として出来上がっている場所なのでしょうね。
最後の最後でバスに乗り込む前に近くにあるソフトクリーム屋さんへ。
「茶屋大橋」さんって名前のお店です。
何とソフトクリームが100円なんですよ。
大量に食べたいわけじゃないので丁度良い。
3人で同じ桃ソフトのカップを買ってました(笑)
お店の方が「バスツアーはこのところ来ていなかったので」と仰ってました。
確かに駐車場には他にバスがいませんでした。
観光業の苦しさというのをこういうところで実感します。

帰りは三木SAにて休憩。
何となくそう思ってたんだよね、と言っても先に誰にも言って無いので、
決して自信満々に「やっぱり」と言えませんがw
アーモンドバターに心惹かれましたが今日のところは白桃クリームがあるので断念。
梅田へは予定より少し早く20時半になる前に到着しました。

**

今回は、「まだ早いのか?どうなのか?」と思いつつバスツアーに行ってみました。
まだまだ多くの事が「試してみながら」なのだなと。
ツアー会社やバス会社側としては「出来る限りの対策をしている」と感じます。
乗車前の検温や乗る毎のハンドジェル対応など。
アンケートも椅子ポケットに入れて後で集めるなど小さなところにも気を配っています。
ただ、客側がそこに添えているのか、というのはまた別。
例えばフルーツ食べ放題を取りに行く際、ビニール手袋をしていなかったりします。
トングは各自用なのですが最初にビニール手袋を渡された意味が伝わっていません。

それから今回のツアーを通して一番に感じたことはスケジュールが過密すぎ。
コロナ前と変わらないスケジュールの組み方なのではないでしょうか。
小さいことですが、蜜にならないようスペースをあけて行動とするなら、
バスの乗り降りにも以前よりは時間がかかるはず。
それがスケジュールが過密で「渋滞すると美観地区散策が減る」となれば、
客側の心理が急ぐあまり人同士がくっついて歩いてしまったりするのでは?
そもそもが招き猫美術館の館長さんが「30分では短すぎる」と仰っているように、
今回のお客さんたちが順調に行動していても「足りない時間」が生じているっぽい。

バスツアーとしては盛りだくさんにしてお得感を売りたいのだろうが、
招き猫美術館か吉備津神社は無くしても良いのではないだろうかと。
いっそ両方とも無くして美観地区散策が長くても集客できそうな気もする。
そんなにパワースポットを盛り込まないと集客できないということもないだろう。
薬等ができて以前通りとなるまではもう少し余裕のあるコースで良いのでは?と。

ツアー最後にお土産として白桃ゼリーを1人1箱頂きました。
だいたいバスツアーって「ちょっぴりプレゼント」と称した、
何かを1個ずつ貰ったりするものですが1箱ですよ。
大変な中でのこのお土産というのは大変な英断だったのではないでしょうか。
もしかしたら赤字覚悟もあるかもしれません。

もうね、このお土産だけでも十分だからこそ再度言いますよ。
もう少し行程減らして良いと思います。