ほうせき箱に行った感想を忘れていた。

昨日行った「ほうせき箱」さんについて、
整理券を入手するまでの話は書いたが、
おっとうっかり食べた話をしていなかったな。
ちなみに昔「宝石箱」という懐かしアイスがあってな・・・(黙)

後輩ちゃん達と集合して、まずは整理券を入手した話を高らかに。
もう、この、引きの強さを誰かに聞いてほしくて。
近鉄のお得な一日券を買っておいたので、
途中下車して東大阪の石切詣でに寄り道。
参道が面白いところで楽しんだけど、そういえば誰も何も買わなかったな。

奈良に到着して買い物を堪能したり美味しい水出し珈琲を飲んだり。
ANY B&B + COFFEE | NARA, JAPAN 宿泊もできる奈良の自家焙煎コーヒーのカフェと朝食。ならまち観光にも
(どういうスペースかよくわからず入ったけどB&Bのようですな。)
野菜が安い店があってうっかり長居してしまい、慌ててバスに乗り奈良公園へ。
朝乗った春日大社まで入るバスは行ってしまったばかりなので、
東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車して奈良公園へ。
16時を過ぎているというのにまだまだ全然暑い。
カキ氷食べるには十分な暑さ。

朝と違う道のりで16:30も過ぎてから観音院に到着。
整理券は16:30~17:00の回のだが、我らは最後に到着した客だった。
表示時刻の10分前(16:20)から来店可能とのことなので、
大抵はその入れる10分前には万全到着しているものなのだろうw

入店前にお店についてのおさらい。

カキ氷以外のメニューは無い。
※水・白湯・茶なども無く、店側が飲み物の持ち込み推奨
観音院を借りての営業なので冷房は無いので、
カキ氷を食べない乳幼児には過酷な環境となる。

入店はピッと検温して消毒して靴を脱ぐ。
通常の店舗と異なり院をお借りしているので靴を脱ぐのは当然だ。
メニューは4種類。これも臨時場所での営業故だろう。
(通常店舗ではもっとメニューがあるのをNETで見かけるので)
私は幸水梨ヨーグルト、後輩ちゃんは1人はバジルキウイ、
一番来たがっていた子は看板メニューのリトマス試験紙と見事に分かれた。
残り1種は大和茶だったかな。

テーブルは横並びで全員が縁側を見えるような配置になっている。
2人用、3人用とグループ毎にでテーブルに衝立があり仕切られている。
冷房は無いが扇風機が何台も置いてある。
最初席に着いた時は汗だくだったが、氷を食べ始めると汗が引いてくるのは、
やはり標高があがるのとこういう昔ながらの建物だからだろう。

シロップをエスプーマという泡フォームにしたものがフワフワ氷に乗っています。
そう「乗っています」が正しい。私の場合はヨーグルトのエスプーマ。
但し、中ほどの氷もちゃんと味がある。
そして幸水梨が惜しげもなく入っている。
梨のおかげで冷えすぎず丁度良い感じ。
多少町より気温が下がるとは言え、室内は35度以上とのことだが、
氷とエスプーマは「みるみる溶ける」ということがない。
十分に食べ進められるほどに保っていてくれる。
(最後だけ氷の浮かんだ汁になるのは当然)
食べ終えた頃には涼しいとまでは言わないが快適になっているのは確か。
カキ氷というのはやはり冷房の効いた店で食べるものではないと実感する。

最後の客となってしまったw
(結構ノンビリしている客もいたのだが)
茶葉などお土産も売っているがすっかり満足で見ずに17:20頃退散。
帰り際にお店の人と少し会話を交わす。
東大寺でイベントなどがあり情報をいただく。
あとで思い返して気づいたが・・・そうかお盆なのだ。寺院でイベントは当然か。
帰り際の電車では夕陽が落ちてはしまったが町を赤く染めて締めくくりに相応しい。

**

今回初めて「ほうせき箱」さんに行ったが、
一度行ってみても良いのではないだろうかと思うくらいに満足した。
再訪も悪くないと思うが、予約を取ってからにしたい。
上↑で、観音院さんで頂くのを絶賛しているが、できるならもう少し気温がさがってからの方が。
ただ、その頃には通常の店舗に戻っていることだろう。

その観音院さんでの営業についてだが・・・
クチコミで「面倒だから早く通常店舗に戻って欲しい」とあった。
いや、何で8月に別の場所で臨時営業という形を取らねばならないか考える気は無いのだろうか。
店側とて出来るなら通常通り営業したいのは山々なはずだ。
だってな、営業に関する道具は全てそこにあるのだから。
わざわざ好き好んで不便な別場所に行く理由がない。
全ては人気店すぎるからだろう。
通常店舗の規模は知らないが、整理券のために長蛇の行列が朝早くからできるからと予想できる。
観音院で見たあの人数、商店街に並ばれたらとんでもないのはわかる。

東大寺側も好意的に場所を貸してくれているようだが、
だからこそ近隣寺院や店舗に迷惑をかけたくないと思うのも当然だ。
「道がわからなくて聞く」
聞く方は大したこと無いと思っている者もいる。
ただ、それが毎日毎日大勢に同じ場所について聞かれるとしたら?
「何故尋ねられる側は予防策を取らない?!」となるかもしれない。

それから、店舗規模の拡大も考慮しているのではないかと予想する。
夏の最繁忙期はなるべく多くの客に提供したいと思うのではないだろうか。
儲け主義とかではなく、言うまでも無くカキ氷は夏に一番売れる。
通常店舗がどのくらいか知らないが、回転数をあげたいのは店ならば当然だ。
なんて事を想像した。本当のところは知らないが。

そうそう。カキ氷を食べない乳幼児はお勧めできないとあるが・・・
私らの行った時間が遅かったからか「子供」という年齢はいなかった。
何歳の人というのはわからないが「大人」ばかりだった。
食べてみて「これは子供の食べ物ではないな」と思う。
子供だって美味しいものはわかる!とか反論もあるだろうが、
千円以上するカキ氷を子供のうちから食べてもどうなのかねと。
せめてバイトをした高校生がとか、よくて背伸びした中学生くらいでは。
小学生だったらもっと他のカキ氷を食べて欲しい。
夜店のカキ氷、あれを心からワクワクできるのは子供だ。
残念だが大人になるとあのカキ氷についてワクワクはできない気がする。
夜店だと「シロップかけほうだい」とか、そういうのもね。
子供のうちは子供だからこそ楽しめるものをまず知って欲しい。
勝手だがそう思う。