それだけはやらねばならない事

田舎から従姉妹夫婦が来てくれた。
同時に私の友達も来てくれた。

母ちゃんの知人はもちろんだが、兄ちゃんや私の友達も母ちゃんを知っている人が多い。
しかも知るだけでなく一緒に遊び行ったりもしている。
今日来てくれた友達も会社で知り合ったが一緒に遊び行っている。
コロナに対してかなり警戒している人だがそれでも来てくれた。ありがたい。

そして私が子供時代を過ごした場所での近所のおばさんが来てくれた。
家族ぐるみで付き合い一緒に旅行などもした仲だ。
杖をつきながら息子さんに送ってもらって来てくれた。
更に近所の懇意にしている魚屋さんのおばさんが来てくれた。
葬儀社さんは近いがそれでも少しある。
家族が車に乗せて連れてきてくれた。
すごくよくしてくれるおばさんだが全くの他人だ。

ところで。
母ちゃんの実の兄にあたる人がなかなか連絡が取れずようやく電話が通じた。
コロナを警戒して来ないと言う。
それはそれで構わないが血の繋がった兄妹が死んだのに見に来ないって後悔しないのだろうか。
もちろんそれはそれぞれの考えだから構わないが。
ただまあよく言われるが「遠くの親戚より近くの他人」を実感した。
私達兄妹は両親もいたが近所の人達に育てられた。
この恩はどこで返していけば良いのかと悩むほどに。

実はあまり食べられていないので体力が激減していてすぐに疲れてしまう。
夜も寝不足が続いてダウン寸前だ。
だが今日はやることがある。ちょっとだけ仮眠して夜中に起き上がった。
やろうとしてできていなかった写真と着物を探さねば。