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そうかもう20年か。

と感慨深いけれど、私は明日のメニューとか今日何食べようかしらとか。
やはり日常の忙しさに勝てるものはないと思う。それでも。

あの頃は独身で実家住まい。
ラジオは流れっぱなしなものの西の地で起きている事は知らずに身支度。
いつも通りの時間に家を出て車のエンジンをかけた。
耳に入っているはずのラジオの音はそれほどひっかからずに流れていく。

家から会社までは小1時間ほどの道のり。
気づけばやけにニュースの流れる頻度が高い。
最初は気づいていなかったが段々その内容に耳を傾ける。
10分毎に流れるニュースでなのに・・・
それは10分という時間とは思えない内容だった。
たかだか10分程度の時間に死者の数が千人単位で増えていく。

何の話かわからなかった。
何が起きているのか。

会社に着くと普段は点いていないTVが点いていて事実を知った。
目に映るのはまるで映画のような映像だった。
仕事は車でのルート周り。
走っている間に流れるニュースで何となく事情を把握する。

当時はまだ遠い地でしかなかった西の地で大きな地震がおきたのだと。
驚く以外に何もできなかった。
普段TVは見ないがあれから数日は家に帰ってTVばかり見ていた記憶がある。

それから10年ほどすると西の地は近くなっていた。
いや、地理が変わったわけではない。
私の行動範囲が劇的に広くなったから。
そして更に5年ほど経った頃だろうか・・・

私はその西の地に住まいを移した。
それだけならそれだけの話。

住まいを移し年が明けると今度は置いてきた東の地で大地震
あまり震災の話はしたくない。