私は他人に食事を振舞うのが好きなのは間違いない。
だいたい年2回、前に同居していた兄さん宅で忘年会(夏でも忘年会)がある。
そこで他人様の御宅のキッチンを好き放題使い、好き放題料理をする。
メニューはリクエストがあったりして決めているものもあるが、
大抵はその前1週間くらいかけて買い集めたお得食材を適当に使う。
(一応あれとこれを作ろうみたいのはあるが)
味見をせず出すものもあるが、美味しい美味しいと食べてもらえる。
今年は夏に開催できず今後も薬が出来るまでは出来ないだろう。
前置きが長くなった。
先だって後輩ちゃん達が家に来た際にご飯を作った。
土鍋ご飯を食べてみたいというリクエストがあり、
メインはご飯という何とも私的には手抜きな用意だったが、
美味しい美味しいとご飯を食べてくれた。
母ちゃんが来た際も「ここのご飯は美味しい」と言う。
恐らくは水が良いからだろう。
だがしかし。
私はあまり違いがわかっていない。
ご飯もそうだしおかずもそうだ。
いやもちろん不味いものを作ってはいないつもりだ。
好き嫌いはあるだろうが。
不味いもの、というのは確かにわかる。
だがしかし周りに旨い旨いと言ってもらえるほど、
それほどの料理を作れているのか謎だ。
もちろん努力はしている。
レシピ研究もするし旨そうに見える盛り付けもする。
ただ・・・タイトル通り、私は味音痴ではないかと思う節があるのだ。
正確に言うと「どれでもいい」みたいな感性がある。
割と醤油とマヨネーズの味があればいいみたいなところがあるし、
そうかと思えば野菜は茹でて塩だけで、ってなところもある。
ちゃんと味の違いを把握しているのか謎なのだ。
そんなことを考えながら今日も土鍋でご飯を炊く。