「大丈夫?」と聞くけれど?

何かあった場合・・・
例えば「○×(頭でも腰でもいいが)痛い」と言ってしまうことは多々ある。
年を経るほど、どうしても口にする機会は増える。
あと、前日会社を休んだことで翌日会った人に「どこそこが痛んで」なんて話をしたとする。

すると「大丈夫?」と聞いてくる人はよくいる。

もう絶対的にいる。
だが逆に聞こう。
「大丈夫でない」と言われたらどうするのか?と。
そしてまた、そう聞かれて「大丈夫でない」と答える人は見たことが無い。

現在は小康状態も含み、とりあえず問題なさそうだと思うからこそ言う「大丈夫?」ではないだろうか。

昨年は一番上ではないが、上に立つはずの人が全く育っていなかったので、
とりあえず暫定でスタッフ全員に気を向ける役割をしていた。
若い一人暮らしの子が具合が悪い事があった。
二件の店があってその子とは分かれていることが多かったのだが、
具合の悪い話が入ってくると(シフトの都合などで話がすぐ入ってくる)
週末のシフトなどを変更して何とかその子が無理の無いようになど考えた。

それで伝達に電話をした際に「大丈夫?」とまず聞くことはあったが、
それは「ただ聞くだけではない」のだ。
そのあとに続くシフト変更などの対策をするために現状を確認する意味で聞いていた。
だからもちろん「あまり状態がよくない」などあれば即刻家に帰したし、
「今日はとりあえず働けます」と言うなら翌日休める段取りなどを組んでいた。
(権限があったわけでもないが他に誰もそういうことができなかったので)

「大丈夫?」と聞くならば大丈夫でない場合の段取りが組める状態で聞くべきではないだろうか。
ただの気休めの大丈夫?は要らないと思う。