「落ち着いている」と言われることはある。
通知表にも確か書かれていたことがある。
落ち着いている、とは、いったいどんな状態なのだろうか。
パニック症状を表面化して騒いでいないこと?
だとすれば、それは「そう見えるようにしている」だけだ。
内心で慌てていないわけではない。
ただ、慌てたからと騒々しく騒いでいないだけで。
あと、誰か他の人がいると割りと落ち着いたフリもよくできる。
1人だと軽くパニックにくらいなるのだ。
誰も見ていないだけで。
他人に見せるのが恥ずかしいのか?と自問自答したが・・・
どうやらそうではない。
他人に慌てている様子で訴えても意味が無い
と思っているのだ。
要するに誰かに助けを求めても無駄だと諦めている。
誰かが私を助けてくれることなど無いのだと。
まあこの年齢だから助けが無い事に絶望したりもしなくなった。
「それは仕方ない」としか思わなくなったのだ。
感覚が鈍くなってきたということかもしれない。
さて、性格的な意味合いでの「落ち着いている」は上記通りだ。
それではそれ以外。
代表的な事で言えば生活だ。
暮らしとか仕事とかそのあたり。
これについては、いつになったら落ち着く気があるのか?と自分に疑問だ。
一生落ち着くことがないのかもしれない。
定年まで働ける仕事に就こうとかいう気がまるっきり無い。
いや、もちろん、死ぬまで働くだろうからそれなりに続くところで働きたいとは思っている。
だが何故か勤め始めと状況が変わることが連発し、結果退職していることが多すぎる。
身の置き所は一生落ち着かないのかもしれない。